偏頭痛(片頭痛)の治し方ガイド

偏頭痛に関する基本的な知識から治し方、役立つ情報などをご紹介していきます

偏頭痛発作が起こるしくみと特徴

偏頭痛とは、片側もしくは両側のこめかみ辺りから目にかけてズキンズキンと脈を打つのが特徴の頭痛です。普段は特に症状がありませんが、一旦発作が起きて痛みだすと4~72時間続きます。痛みは1~2時間でピークに達して、吐き気や嘔吐を伴う場合があります。頭をちょっと傾けただけの動きでも痛みを強く感じ、普段は気にならない程度の光や音、匂いに過敏になる事もあります。偏頭痛発作の特徴として、予兆期・前兆期・頭痛期・回復期・寛解期という過程を辿る事が挙げられます。予兆は偏頭痛の発作が起こる数時間前から、人によっては1~2日前から現れます。何となく気分が落ち込んだり、食欲が亢進する、首や肩が凝る、生あくびが出るといった症状があります。前兆期には閃輝暗点という視覚的な現象があります。目の前がチカチカして、それがしだいに拡大し視野の一部が見えにくくなるという症状で、15~30分ほどで治まる事がほとんどです。また、手足のしびれが出たり、感覚が鈍くなる、言葉が話しずらくなるといった前兆がある場合もあります。予兆や前兆の後に頭痛が始まり、筋痛や肩凝りが激しくなり吐き気や嘔吐を伴ってきます。そして疲労感や眠気が現れ、しだいに痛みは治まってきます。偏頭痛が起こるメカニズムは、脳の血管の拡張です。何らかの原因で脳の太い血管が拡張され、三叉神経を圧迫する事で痛みの元となる物質が放出されます。三叉神経からの情報が大脳に伝わる過程で、側頭葉や後頭葉といった感覚を司る中枢を刺激するため、偏頭痛の特徴である光や音・匂いへの過敏反応や吐き気・嘔吐といった症状が起きます。また、ストレスによるセロトニンの過剰放出も血管が拡張する一因になると考えられています。